2014年11月19日水曜日

NASのRAIDが崩壊してものすごく困った話(その3)

続きです。


NASのRAIDが崩壊してものすごく困った話(その1)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/11/nasraid.html
NASのRAIDが崩壊してものすごく困った話(その2)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/11/nasraid_14.html


② Windows上で使えるリカバリーソフトを使う(有料、安め)

WindowsでXFSファイルリカバリーができるソフトと言ってもたくさんあるわけではなく、すぐに見つかるのは以下の2つです。

 ・復旧天使
  http://www.recovery-angel.jp/?lang=curr
 ・Data Recovery for XFS
  http://www.sysdevsoftware.com/

別のソフトっぽく見えますが、Data Recovery for XFSの日本語版が復旧天使のようです。上のリンクを辿ってみるとわかりますが、Data Recovery for XFSを見ようとすると復旧天使のHPへ飛ばされます。IPを判別して各国の代理店に飛ばす仕組みでしょうか。

機能的には同じでしょうが、復旧天使は日本語表記とか日本語サポートがあります。その分ちょっとお高め。復旧天使が4320円(たぶん税込み)に対しData Recovery for XFSは21.95ユーロ(≒3250円@148円/ユーロ)。

ちなみに、RAID0とか5の人は復旧天使のRAID LICENSEになってちょっとお高めのようです。Data Recovery for XFSの場合もRAID addonを追加購入しなければならないようです。

私は英語にそこまで苦手感が無いのでお安さ重視のData Recovery for XFSを購入しました。その際、ちょっと検討が必要だったのがどこでライセンスを買えばいいのか?ということ。日本で言う窓の杜やVectorのようにソフトウェア販売サイトが幾つかあるんですよね。英語ですし、中には詐欺サイトもあるのかもしれないという不安もありました。

で、どうもこのブログ↓の方は購入経歴があるっぽいので、ブログ内で貼られているリンク先で購入してみました。

・ブログ
 EMモードに陥ったLS-WTGL/R1 (しかもRAID0) からWindowsのみでデータをサルベージ
 http://maruta.cocolog-nifty.com/yorozu/2010/12/emls-wtglr1-rai.html
・購入先
 Raise Data Recovery for XFS (Personal License)
 http://www.altech-ads.com/product/10004265.htm

朝10時ころにポチってその数分後にはライセンスを記したメールが届くあっさり感。

その後はソフトから見えているファイル全部をローカルHDDへCopyToしてお終い。一部エクセルとメールフォルダの破損を除いて99%以上は取り戻すことができました。


一応、③ リカバリー業者に頼む(有料、超高い)

何社か探して見ただけで検討するのを止めましたが、クソ高いですね。8-30万円のレンジです。最終的には頼らざるを得なかったかもしれないかと思うと(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル


というわけで、めでたしめでたし。
次回まとめです。


2014年11月14日金曜日

NASのRAIDが崩壊してものすごく困った話(その2)

続きです。


NASのRAIDが崩壊してものすごく困った話(その1)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/11/nasraid.html


NASを使っているといってもレディーメイドの簡易NASを説明書を見て使ってただけなので、詳しい知識は持ちあわせておらず…、とにかくGoogle先生にひたすら聞くのです。

そして、XFSというファイルフォーマットで組まれてるからWindowsでは見ることができないぞ、ということに辿り着きました。
その対処法として、
 ① 仮想LinuxをインストールしてXFSフォーマットを弄くれるようにする(無料)
 ② Windows上で使えるリカバリーソフトを使う(有料、安め)
 ③ リカバリー業者に頼む(有料、超高い)
がリストアップされました。①は無料、②は高くても1万円くらいだけど復旧できるかは不明、③は超高くて②よりは信頼度高そうだけどやっぱり復旧できるかは不明な上HDDを他人に触らすのは軽い拒否感が。すると試す順番は自動的に①→②→③となるんです。

その前に、②の試用版でファイルサルベージリストだけは見れるので先に試してみました。たまたまですが、IDE/SATAに対応したUSB-HDD接続ケーブルを持っていたのです(これがちょっとイケてなかったんですが)。13時間くらい掛かって、、、見える!見えるよ!私にも見える!

これでどうも復旧できるっぽい感触を得たので、無料の①から試していきます。

実際の作業で参考にしたのはこの辺りです。(本当はこの10倍以上のページを見てます)

・NASのバックアップディスクからのデータ救出方法(XFS編)
 http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/info/2013/03/4864
・WindowsXPからXFSにアクセス
 http://majarox.blogspot.jp/2011/01/xfswindowsxp.html
・バッファロー社製NAS (LS-CH1.0TL) のHDD復旧記 by TestDisk
 http://masagrant55.hatenablog.com/entry/2013/09/30/004738
・TestDisk 非公式ヘルプ
 http://uiuicy.cs.land.to/testdisk/tdisk01.html
・パーティション情報を修復 – TestDisk
 http://triton.casey.jp/portable/testdisk/
・HDL2-A4.0で遊ぶ
 http://www.geocities.co.jp/Bookend/2352/PC/HDL2-A.html

仮想LinuxをWindows上で動かすためにVMWareというソフトをインストールし、それ用のubuntu(Linuxの一つ?)を使えるようにします。すると、Linux上でHDDの中が見えるようになるみたいなんですが、、、全く見えません。何も無いとか言われます。

次にコマンドラインでtestdiskというソフトを動かしてみます。Quick ScanしてDeeperScanして計13時間位掛かって、Scanが終わった画面で間違ってEnterキーを押してしまったらScan結果がオジャンになって再度QuickScanからやり直しという憂き目にあったりして。

実は、teskdiskはWindows版もあるので、SATAでPC本体と繋いで実行したほうが圧倒的に速いことにだいぶ後になって気付きました。私の持っていた接続ケーブルはUSB2.0仕様だったのでクソ遅いバカ野郎だったんです。SATA接続だと1Scanで4時間半程度でした。半分以下ですね…。

testdiskの結果、パーテションがグチャグチャでした。MS DATAというパーテションが6つくらい、Linuxの名称が付いたものが4つほど。キーボードで"p"をタイプすると中身がリストで見えるらしいのですが、何も表示してくれません。

心を落ち着けてパーテションリストの画面でパーテション形式の編集に進みます。下表のような記号で領域の種類を選択するのですが、無印かPしか選べませんよ、ホワイ?

記号  種類
* アクティブな基本領域
P 基本領域
L 論理領域
D 領域として取り扱わない

Structure判定がBadにならないようにLinuxの名前が付いたパーテションへPを付与して、エイヤッ!でパーテション情報の書き込み実行。(エイヤッ!とか言いながら実は長い時間悩んでます。場合によっては中身が見えなくなるリスクがあったわけですから。)

その結果、、、やはりダメです。Linux上で中身は見えず。①は敗北です。

一応、xfs_repairも走らせましたがこちらも☓。

この時点で①試行開始から既に3日間が過ぎてます。最初にエラーを出したHDDとそうではないHDDの2台に同じ事をやったのでこれだけ時間が掛かったわけですが、そもそもスキャンに時間が掛かりすぎてるんですよね。


というわけで②へ移行。

先ほどのパーテション情報の書き込みで唯一の成果といえば、リカバリーソフトでスキャンせずにファイルリストが見えるようになった事です。このソフトで見えるんだからウリウリがんばればLinuxで完結できたのかもしれません。とにかくスキャンに掛かる時間を短縮できたことがハッピーでした。


この続きは次回。

円安のためSIMフリーiPhoneの値段が上がりましたね。。。

昨晩、Apple StoreでのSIMフリーiPhoneの価格が突然上がったと話題になってました。


・iPhone 6/6 PlusのApple Store価格が8,000~12,000円値上げ
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20141114_676031.html

製品新価格旧価格値上げ幅
iPhone 6(16GB)75,800円67,800円8,000円
iPhone 6(64GB)87,800円79,800円8,000円
iPhone 6(128GB)99,800円89,800円10,000円
iPhone 6 Plus(16GB)87,800円79,800円8,000円
iPhone 6 Plus(64GB)99,800円89,800円10,000円
iPhone 6 Plus(128GB)111,800円99,800円12,000円
・Appleが「iPhone 6/6 Plus/5s」の一斉値上げを敢行、6 Plus1台でiPad2台購入可
 http://gigazine.net/news/20141114-apple-price-up/


ここもとの円安に対応したためと思われます。
これまでも円安対応で値上げすることはありましたし、その際の発表も事前通知無しでしたので、特に違和感はありません。

しかも日本はiPhone6/6plus発売当初から世界で最も安い国となっていたわけですし。


・【(意外!)iPhone6最安値はココだった】iPhone6世界国別価格比較まとめ - NAVER まとめ
 http://matome.naver.jp/odai/2141058008597202801



既にiPhone6ホルダーの私としては、AppleCare+の価格変化と保証なしでの修理代金が気になる所。


・iPhone の修理 - その他の修理
 https://www.apple.com/jp/support/iphone/repair/other/
 (税別)
 『保証対象外 修理サービス料金』(2014/11/14 11時時点)
  iPhone 6 Plus: ¥35,800
  iPhone 6: ¥31,800
  iPhone 5s、 iPhone 5c、 iPhone 5:¥28,800
  iPhone 4s:¥19,800
  iPhone 4、 iPhone 3GS、 iPhone 3G:¥14,800
 『保証対象外バッテリー修理サービス料金』
  すべての iPhone モデル:¥8,400
 『iPhone の画面』
  iPhone 6:11,800 円
  iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5:13,800 円


10月中頃にApple正規プロバイダーで見た料金が同じだったと記憶してますので、今のところ変化は無いようです。

それ以前はどうだったかというと、Appleの公式サイトで遡る術はないのですが、個人のブログで記述がありましたのでそれを引用します。


・【iPhone】修理交換の申込方法と料金について
 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n29921
  (税込)
  iPhone5S / 5C / 5 27,800円
iPhone4S              20,700円
  iPhone4~3G         13,800円
 バッテリー
  iPhone全シリーズ共通 7,800円
  2014/2/28時点
  (↑ブログでは2013年とありますが、5S/Cの発売日から年を間違えているものと思われます)


地味に値上がってたんですね。以前のは税込み価格ですし。しかも、通常であれば新モデルの発売と同時に旧モデルの料金は下がるはずですから、表面価格以上の値上げになっていたのかもしれません。

これは、遅かれ早かれ修理料金の値上げも来るかな…?


一方のAppleCare+、2014/11/14 11時時点では9400円(税別)で交換2回まで7800円(税込)です。引用はしませんが、1年前は9800円(税込)で交換費用・回数は変わらず。2年前は加入8800円(税込)の交換4400円(税込)でした。

iPhone5を利用していた時の事を思い出すと、交換が必要となるような事象は発生しませんでしたが、バッテリーのヘタリは気になりました(これはiOSのバージョンアップで消費電力が増えたせいのような気がしますが)。

ですので、保険という意味では1回の交換を想定しておけば十分な気がしますので、
 AppleCare+加入 9400円(税別) + 交換費用 7222円(税別) = 16622円(税別)
と、保証対象外修理費用の31800円(税別)との比較になるのですが、31800円のための保険費用が16622円というのはちと高いような気がします。画面修理やバッテリー交換だけでしたらむしろ安く済むわけですし。

というわけで、私はAppleCare+に加入しないことにしたのでした。


【裏ワザっぽいもの】
① AppleCare+は携帯キャリアでも本体購入時のみ加入でき、24回分割支払いのみです。値段はdocomoではなぜか8円高いですが、auとSoftbankはAppleでの加入と変わらず9400円です。
実はそれぞれの加入方法にはメリット・デメリットがあるんです。
キャリアでの加入の場合は、保証期間途中で機種変更等した場合にAppleCare+が終了となって分割支払いもそこで終わります。
一方、Appleで加入した場合はAppleCare+の保証付で譲渡できるんです。
どちらが良いのかは各人の利用方法次第ですが、把握した上で加入している人は少ないのではないでしょうか。

② AppleCare+をAppleで加入する場合は本体購入後30日以内となっています。加入時点でiPhoneに破損が発生してないかの点検が必須項目となってまして、AppleStoreに赴いて加入すると実際に点検されるようですが…、電話での加入だと自己診断となりますので実はその時点で破損があったとしても加入できちゃうんですよね。この辺はモラルの問題ですが。
本体購入後以降にAppleCare+に加入しても、保証期間は本体購入日から2年間になることには注意が必要です。


2014年11月10日月曜日

NASのRAIDが崩壊してものすごく困った話(その1)

※NASのトラブルでお困りの方は当エントリを見てもあまり参考になりません。ヒントくらいはあるかもしれませんが。


我が家では家庭用のネットワーク・ストレージとしてこの2年位はI-O DATAのHDL2-A4.0を使っています。

それまではBuffaloのものを使ってましたが、通信速度が速い、バックアップを取りながら使える(RAID1のこと)、ということで買い替えたものです。実際に通信は速くなったし凄く満足してました。バックアップの方は、イザという時が来ないとわからないので評価できません。

その、イザ、という時がとうとう先日訪れました。

HDD2の異常検知です。この時点ではHDD2への読み書きはストップしていますが、HDD1にデータがしっかりと残ってアクセスできているのでWindows上ではこれまでと何ら変わってないように見えます。RAID1の効果ありです。

普段通り使えると言っても実際はHDDの一台が死んでいてバックアップなしで運用しているだけですから、HDDを早く交換する事に越したことはありません。早速本体からHDDを引っこ抜いて型番チェック。SeagateのST2000DM001でしたので同型番のバルク品を注文しました。

本来であればメーカーの指定する交換部品を購入した方がいいのですが、2TBで値段が倍近く違ったので安い方をポチってしまうのが悲しい性。メーカー指定品が高いのにはそれなりに理由があるみたいなんですけどね。全量検査してるとかなんとか。

さらに本来であれば、バルク品を買ってNASに突っ込むのであれば利用前にディスクチェックを掛けたほうがいいみたいなんです。時間は掛かりますけどエラーのあるHDDでバックアップ取るなんて意味ないですよね。その工程は無視しましたけど

HDDは注文した翌日に届いたので、早速ガワをセットしてNASへ挿入→配線して電源オン。NASの設定画面を見てみると早速RAID再構築が始まっていました。2TB分の再構築で6-7時間くらい掛かりましたかね。

復旧完了メデタシメデタシ、で終わるはずだったのですがそうは問屋がおろしませんでした。

その数時間後にWindows上からアクセスできなくなってしまったんですよね。NASの電源は入っているんだけどフリーズしたかな?、って事で電源オフ…シャットダウンが終わりません。仕方ないから強制電源オフです。

で、再起動してみたら問題無く使えるように見えたのですが…、翌日に再度同じ症状が。

これはシステムバージョンアップ掛けたほうがいいかなって事でv1.09→v1.10へアップデートさせたんですが、その処理手順中の自動再起動の段で再び電源オフできない状況へ。再度強制電源オフからの電源オンで…、本体ランプで状態異常を通知してきました。

NASの設定画面を見るとバージョンアップは完了したみたいですが、HDDのステータスに「RAID崩壊」という見慣れない表示ががが。設定画面のシステムにあるアクティブリペアーやチェックディスクでは復旧できず。

HDDを元に戻したりHDD1と2を入れ替えてみたりしましたが効果なし。しかもRAID再構築が始まってしまって、データが丸ごと消えてしまう恐怖を覚えました。

NASでできることはやりきったのでデータが残っているであろうHDDをPCに繋いで中を覗いて見ます。が、Windows上では幾つかローカルドライブが増えたように見えるだけでアクセスできませんし、手持ちのリカバリーソフトでも何も見つかりません。

さあこれは本格的に困ったぞ、と言う事でNASのデータ救出を巡る冒険(ただしネット上で)が始まったのです。

2014年11月4日火曜日

iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(最終回)

先日のエントリで述べたとおり、先週時点でソフトバンク iPhone6にMNP転入しました。
更にこの週末にはNURO光の工事も完了し、スマホBB割の申請と契約時に付されたオプションコンテンツの解約を残すのみとなり、一連の検討話は終わりを迎えましたので今回はそのまとめです。


これまでの流れはこちら↓

iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月17日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6-2auiphone5sbauiphone.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月22日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp922.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月24日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp924.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月29日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp929.html
どこのMVNOがいいの?
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/10/mvno.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(10月15日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/10/iphone6mnp1015.html
XPERIA Z3に惹かれていまして【追記あり】
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/10/xperia-z3.html
iPhone6に決定!その理由は…
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/10/iphone6.html


■ iPhone6の費用
懸念していた11月からMNPキャッシュバック案件がピタリと止まる件は杞憂に終わり、この3連休も変わりは無かったようです。ただし、増額されてる気配もないので、現時点では先週末の時点でMNPしておいて良かったですね、といった所。ヨドバシカメラの予約/在庫状況を参考にすると、まだまだ自由に色/容量を選べるような状況では無さそうですね。

というわけで、例の価格表を更新です。前回までと違って今回は全て税込みベースです。
注意点としては、ソフトバンクiPhone6の64GB在庫が無かったので128GBでMNPしてます。これはキャッシュバック店舗の個別要因であるので、ソフトバンク以外は64GBを前提にしてます。
また、スマホBB割とのりかえ割の割引額のバランスも考慮した結果、ホワイトプラン+パケットし放題フラット for 4G LTEにしてます。docomo・auはそのまま通話定額+データ定額2GBで計算してます。

SBaudocomoMVNO
iPhone 694,080円82,320円86,832円86,184円
契約手数料3,240円2,160円3,240円3,240円
MNP手数料2,160円-2,160円2,160円
基本24,192円(ホワイトプラン)69,984円(電話カケ放題+誰でも割)69,980円(カケホーダイ)41,472円
ISP7,776円(S!ベーシックパック)7,776円(LTE NET)7,776円(spモード)-
データ定額134,784円(パケットし放題フラット)90,720円(2GB)90,720円(2GB)-(2GB 基本料金に込み)
購入補助-70,320円(月々割)-57,840円(毎月割)-73,872円(月々サポート)-
下取り-32,400円(24ヶ月分割)-34,000円-35,000円-25,000円
特別割引1-24,192円(のりかえ割)-15,000円(ファストクーポン)--
特別割引2-36,528円(スマホBB割)-15,000円(機種変クーポン)--
特別割引3-37,500円(MNPキャッシュバック)-10,000円(auポイント)
特別割引4-8,000円(auポイント交換の商品券)-24,192円(スマートバリュー)-8,000円(auポイント交換の商品券)-8,000円(auポイント交換の商品券)
解約違約金10,260円---
iPhone 6 計67,552円96,928円143,836円100,056円
備考1テザリング2年間無料テザリング2年間無料テザリング無料IIJmio BIC CAMERA SIM
備考2-2015年11月までデータ+1GB2015年12月までデータ+1GB下取りは買取専門業者
備考3-データギフト対応下取りはビックカメラSIMフリー
※解約違約金はソフトバンクのみ計上。その他のキャリアでは11月1日の変更を想定して計上せず。
※auは解約時違約金の確認をした際にauショップ店頭でファストクーポンと併用できる機種変クーポンを付与してきました。
※MVNOでのiPhone5買取価格は20,000円~25,000円想定の上限で計上。
※本来、ソフトバンクのiPhone向けパケットし放題フラット5,200円(税別)/月とスマホBB割の割引1,522円(税込)/月は併用できません。が、私は併用できると案内されて契約し、後日スマホBB割申し込みの段でそれが判明したため、協議の結果、同様のエコノミーが得られるよう調整してもらうことで決着しました。従って、通常は上記表内の金額と異なりますのでご注意下さい。
スマホBB割(スマ放題以外のプラン向)
http://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/sumaho-bb-prev/
『※1 本キャンペーン適用中は、4G LTE定額プログラムの定額料割引は適用されません。』

auが最後の最後でMVNOをスイープするという展開ではあったがソフトバンクの圧倒的安さには敵わず。つか、auの値段はスマートバリュー利用前提なんで、NURO光へ移転手続き後に新たにクーポン出されても意味ないんですけどね…。更に言えば、au+auひかりよりMVNO+フレッツ光の方がトータルで安いです。


■ 光回線の費用
こちらは大きな変更は無し。価格コムのフレッツ光キャンペーンが若干高くなったような気がします。ドコモとのセット割開始を見込んで割引額を下げ始めたのでしょうか…?

NURO光auひかりフレッツ光
事務手数料864円-864円
工事費43,189円-19,872円
月額料金122,928円134,784円176,256円
光電話12,960円12,960円12,960円
割引-43,200円-6,480円-49,140円
キャッシュバック-30,000円-20,000円-60,600円
106,741円121,264円100,212円
備考1割引は1,334円(税抜)x30ヶ月-OCN光 with フレッツファミリーギガ・スマート(2年割プラン)
備考2公式HPのキャンペーン-一部割引は30ヶ月前提
備考3--価格comのキャンペーン

こちらで困るのは割引期間と契約期間の相違ですね。割引は30ヶ月だけど2年契約の更新月以外で解約すると9,500円(税抜)掛かってしまう所。ここだけは既に支払いの終わっているauひかり継続の勝ち。

ちなみに、今回のNURO光回線工事を持ちまして、我が家にはNTTフレッツ、auひかり、NURO光の3回線もの光ケーブルが開通しました。今後は工事費掛からずに回線変更が可能になったと言えます。


■ トータル
今回の携帯変更は夫婦2台分なんで携帯料金を2倍にしてます。厳密には下取り金額が数千円違うんですけど、小さいので無視。

ソフトバンク+NURO光au+auひかりdocomo+フレッツ光MVNO+フレッツ光
携帯135,104円193,856円287,672円200,112円
106,741円121,264円100,212円100,212円
241,845円315,120円387,884円300,324円

結果、家族トータルでソフトバンク+NURO光が圧勝です。2番手と比較しても5万以上違います。

ただ、ここで注意すべきはスマホBB割の存在で、24ヶ月で終わりなんですね。減額になっても割引が続くスマートバリューとはここが異なります。つまり、NURO光の1334円(税抜)×6ヶ月分の割引は受けられないまま、再び別の光回線へ変更する可能性が高いのです。それでもソフトバンク+NURO光の方が安いんですけどね。


ここでこちらのエントリを見てみましょう。

通信費用改善まとめ(2年で15万!)
http://v-masuo.blogspot.jp/2013/07/215.html

2年前も似たようなことをしてたのですが、当時の2年利用想定ではau+auひかりで323,720円。しかも消費税5%の税込価格です。当時もMNPを利用してましたが、今回の方が圧倒的に安い!デフレバンザイ!

この差の要因は、前回は旧使用機種を下取りに出していないこと、また、キャッシュバック金額の差が大きな所です。下取りはともかくキャッシュバックの多寡は通信料に大きな影響を及ぼしているんですね。

と、ここまでは金額面だけを見て比較してますが、使用感はまた別のお話。とりあえずソフトバンク回線への不満は今のところありません。ほとんど家から出ない+外出しても都心がメイン+前機種がLTEバンド問題を抱えていたau iPhone5、だから特殊な例かもしれませんが。

NURO光については別のエントリで紹介する事にします。

2014年10月31日金曜日

MVNOの競争がアツい。U-MOBILEがLTE使い放題プランを導入するかも。【追記あり】

今朝の日経の記事によるとU-MOBILEがLTE使い放題プランを導入するとのこと。


月2480円でLTE使い放題 ユーネクスト、速度制限なし
http://s.nikkei.com/1p6McDJ


有料記事なんで会員ではない人は全文読めません。

記事によると、明日11月1日よりこのサービスを導入開始。データプランで2,480円、音声通話もできるプランだと月2,980円です。HPでは未だ何も発表されていないものの、これが事実だとすると激安です。

だた、懸念点としてはどの程度利用すると制限速度に落とされるのか。U-MOBILEはHP上でそのデータ量を公表してませんが、サポートに問い合わせると教えてくれるみたいです。3GBプランで366MB/3日。これは以前触れたとおり。

さすがに月のデータ量天井なしで366MB/3日の制限を課してくるとは思えませんが、仮にこれを当てはめると、制限速度で無い場合の月の最大利用可能データ量は3.66GB(30日換算)。3キャリアと同等の1GB/3日なら約10GBです。


それともう一つ、個人的にはこちらの方が重要だと思うんですけど、昨日よりMNP転入の即日対応を開始してます。知る限りではIIJのBIC SIMに続いて2社目です。


音声通話機能付きSIMカード「U-mobile」 MNP転入の当⽇対応を「U-NEXTストア」で本日からスタート
http://umobile.jp/news/20141030/


まだ東京の青山のみなので利用できる人はかなり限られますが、この動きがU-MOBILEのみならず、他のMVNOにも広がっていくといいですね。


【追記】
11:55時点で確認してみたら、HP上に正式発表が出てますね。

格安SIMで初めて。通信速度制限なしでスマホが使い放題のプラン
「U-mobile」が新たに「LTE使い放題プラン」を2,480円〜で提供開始
http://umobile.jp/news/20141031/

通信制限の目安は以前不明ですが、ヘビーユーザーはこの値段で青天井なのはありがたいのでは。

この調子で3キャリアも頑張ってくださいな。

2014年10月30日木曜日

楽天が音声通話SIMに参入

■楽天モバイル

昨日、楽天がdocomo通信網を用いた音声通話サービスへの参入を発表しました。


「楽天モバイル」提供開始、音声付LTEで2.1GB/月額1600円 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141029_673555.html


「楽天が」という所で注目を集めたようです。こういうことでMVNOへみんなの目が移って、携帯キャリアやMVNO間の競争が進むのは消費者にとっては大変いい話ですね。


あと、提示されていたこういうデータは参考になります。

スマホ利用者の約84%が、2GB以下で利用!
http://broadband.rakuten.co.jp/rmobile/about.html
携帯発信の84%が3分以内で終話している
74%のユーザーの携帯電話の月々の通話料は2,000円未満
携帯電話ユーザーの61%が音声通話定額プランを不要と感じている
http://denwa.rakuten.co.jp/special/new_plan/?scid=wi_brd_20141014_1&trflg=1

これらが正しいとすると、なぜ基本料金+小容量データパックのプランを準備しないんですかね、3キャリア様?


話を戻して楽天モバイルの内容ですが、約2GBのプランに関してはIIJmioに軍配が上がるような気がします。

楽天モバイルIIJmio
容量2.1GB2GB楽天が100MB多い
初期費用3,000円3,000円同じ
月額料金1,600円1,600円同じ
通信制限(※1)360MB/3日366MB/3日IIJが6MB多い
追加データ300円/100MB200円/100MB(※2)楽天が100円高い
余ったデータ容量の繰越し不明翌月まで-
通信速度制御たぶん☓-
違約金12ヶ月間9,800円当初12,000円で毎月1,000円ずつ減少当初2ヶ月間は楽天有利
テザリングdocomo端末は一部を除いて不可。その他は動作未確認。動作確認端末を一覧で公表-
※1 通信制限量について、楽天は通信量トータル、IIJは高速通信非利用時のトータル
※2 更に容量の多いプランも有り

容量・料金の基本スペックだけを見れば僅かながら楽天の勝ちに見えますが、追加データの価格差や翌月への繰越し、テザリングを含めた動作確認済み端末の豊富さなどで柔軟性の高いIIJの方が総合的に見て良さそうです。

上記はあくまで2GBプランでの比較ですが、もっと容量多い4GBプランや7GBプランでは楽天の方が良さそうな気がします。自分には関係のない領域ですのでざっと見ですけど。


■ ASUS Zenfone 5

さて、今回の楽天モバイルの参入発表でもう一つ目を引いたのがASUS Zenfone5を用意してきた点です。

Zenfone自体はASUS Zen Shopからも買えるのですが、楽天モバイルの方が安い!のにはわけがありまして、容量が小さめなんですね。

 ・楽天: 8GB 26,400円(税別)=28,512円(税込)(月額料金初月無料、楽天ポイント最大2,500ポイント付与)
 ・ASUS: 16GB 28,994円、32GB 32,184円(税込)(IIJmio音声通話パック同時購入で2,000円引き)

8GBと16GBの本体価格差はわずか482円ですが、ポイント等考慮した実質価格(2GBのプランで24,284円)は8GBの方がお安めです。また楽天なら分割での購入もできます。


もう一点気になるのが対応バンドですが、LTEでバンド1、3、7、8、19に対応。一方でdocomoの持っているLTE網は1、3、19、21、28(来春開通予定)なので、1、3、19の3バンドで利用できます。

これがSIMフリー機の代名詞たる(←個人の感想)iPhone6ですと1、3、19、28で4バンド、先日発売されたばかりのdocomo版Xperia Z3で1、3、19、21でこちらも4バンドです。バンド28は未開通ですので現状ではiPhone6と同じです。なので、問題なさそうです。

↓こちらのエリアで見ると、バンド21はだいたいの地方都市で利用されてるみたいですね。速度は落ちますがバンド1でカバーされてるからいいのかな。

サービスエリア
https://www.nttdocomo.co.jp/support/area/

ちなみに、3GはバンドIとXIXが被ってるみたいです。


■渾身のボケ

蛇足ですが、発表会では三木谷さんがこのようなことを言っていたそうです。

「楽天モバイル」提供開始、音声付LTEで2.1GB/月額1600円
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141029_673555.html
「シミュレーションでは節約額が4300円になり、家族4人だと1年間で20万円(4人のグアム旅行)、10年間で200万円(トヨタのアクア)、40年間で800万円(北海道の別荘)という、冗談を交じえながらの例を示し、」

北海道で800万(諸費用10%見込みで720万くらい)で買える別荘といえば、、、

価格 720万円
交通 バス 小川下車 徒歩5分
所在地 北海道中川郡豊頃町二宮
土地面積 5,354m²
構造(築年数) 木造(築13年)
建物面積 125.75m²
間取り 3LDK
http://www.homes.co.jp/kodate/b-37070740001427/

これはなかなかのものが買えるじゃないですか!今すぐ楽天モバイルへ申し込んだほうがいいですよ!!


2014年10月27日月曜日

iPhone6に決定!その理由は…

約一ヶ月に渡り携帯電話回線及び固定回線環境の見直し検討を行ってきましたが、この週末に急遽ソフトバンクiPhone6へのMNP転入を決めてきました。

その場では在庫がなかったので正確には申し込みの段階ですが、とりあえず128GBモデルを押さえてもらって、月内に転入できそうなタイミングで64GBモデルが入ってくればそれで正式契約という流れです。

私が今使っているiPhone5の更新月が11月なので来月初にMNP転入を目論んでたのはこれまで述べてきたとおりですが、なぜ違約金9,500円(税別)を覚悟してまで急遽月内MNP転入にこだわり始めたのかについて述べたいと思います。


① のりかえ割とのりかえ下取り割の併用が11月からできなくなるのに気が付いた

これは以前からそうだったのかわかりませんが、のりかえ割とのりかえ下取り割の併用ができるのはこの10月までだったんですね。気付いてませんでした。


auに追従して「iPhone 6、iPhone 6 Plus を10月31日までに予約したお客さまについては、10月31日までの特典内容を適用させていただきます。」とシレッと追加しているのには気が付いていたので、申し込んだ後に宅配で本体が送られてくるような販売店で

 10月中に申し込み → 10月中に受け取り → 11月1日に切り替え作業 → (゚д゚)ウマー
 (この方法は月内切り替えを条件にしている販売店では使えません)

という流れを考えていたのですが、これだとのりかえ割が外れちゃうんですね。

 のりかえ割(ホワイトプラン基本料無料2年間で22,416円)>違約金(9,500円)

なので、月内なんです。

ちなみに、「他社ケータイを下取りで(中略)最大54,000円割引!」とデカデカとありますが、これは正しくありません。正確にはiPhone5S 64GBの下取り+ホワイトプラン基本料2年間無料の「最大67,392円割引!」です(ソフトバンクのカスタマーサポートに確認済)。細かい所でのスマ放題誘導ですかね、これ。


② 11月からMNPキャッシュバック案件の増額が①をカバーできるほど期待できないのではないかと思い始めた

10月のキャッシュバックより11月の方が約13,000円以上高ければ10月内に拘る必要はないのですが、今年の3月に総務省から以下のお告げもあったようなので、競争加熱は厳しいのではないかと思います。


携帯各社のMNP優遇終了は総務省が指導、キャッシュバックは毎月200億円超に過熱していたことが判明
http://buzzap.jp/news/20140314-mnp-cb-soumu/


記事では3月16日を最後に高額キャッシュバックが終わると言ってますが、3月いっぱいは続きました。そして4月に入ってピタッと止まったのです。

3月末までは至るところで「iPhone5S一括0円+◯万円キャッシュバック、複数台同時なら更にアップ」というのが見られましたが、4月1日に入ったとたん「実質0円、更に◯千円キャッシュバック」と一気にトーンダウンしました。ちょっとしたコント。

総務省から是正指導が入ったのかは定かではありませんが、ここまで極端な動きをされるとやっぱり何らかのお上の力が働いたのではと勘ぐりたくなりますね~。

あと、9月25日の会合でこういうのもありましたね。


iPhone 6の下取りキャンペーンについて携帯3社が質問攻め、総務省のICT安心・安全研究会
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/092501074/
「もともと下取りプログラムは自社ユーザー向けに提供していたが、NTTドコモが他社端末の下取りを開始したため、競争上、他社端末の買い取りも始めた。本当はやりたくないが、やらざるを得ない。


高額キャッシュバックは目を付けられたから高額下取りで実質的に対応しよう、という話なのですが、この件についてはソフトバンクは確かに後追いで、auが積極的です。結局、この2社が争ってキャッシュバックもそれなりに高額になってきているのですが、お上の意向に逆らってまで更にキャッシュバック増額してくる可能性は低いのではないか、と思いました。むしろ、下取り割の金額を下げる11月から競争終了でキャッシュバックがピタッと収まる再来懸念の方が怖いです。

ちなみに下取り金額はこちら↓




夫婦でiPhone5 64GBと16GBを使っているので、10月-11月を境に7,560円減額なんですね。今は減額された11月の金額での買い取りも厳しい気がしますけれども。


というわけで、主に上記2つの理由により月内MNP転入を決意したわけです。


XPERIA Z3はどうなったって?

確かに魅力的な端末です。docomoからは既に発売されていて、ヤフオクで既に白ロムが70,000円台で取引されていることもチェック済みです。

正直に言って、ソフトバンクの内容を細かく調べていたら罠が多すぎて途中で投げ出してMVNOに流れそうになりましたが、

 ①iPhone5を自力で売却しても想定したほど高い金額は期待できない(au iPhone5 64GBで良くて20,000円台前半)
 ②XPERIAだとテザリングが使えない
 ③ソフトバンクへiPhone6 MNPの方が2年間利用前提だと圧倒的に安い

という3点から、iPhone6 MNPを頑張って最後までやり抜きました。XPERIA Z3は日本の電波周波数帯に対応したSIMフリー機待ちと言う事で次回以降に期待。


では結局幾らになったんだ?という疑問をお持ちかもしれませんが、契約が完了してから最終的なまとめを行いたいと思います。現状ではまだざっくり計算レベルですが驚きの安さでしたよ~。

2014年10月22日水曜日

XPERIA Z3に惹かれていまして【追記あり】

XPERIA Z3に惹かれてます。

今回のMNPでは当初iPhone6を想定していたのですが、本体スペックや防水機能からXPERIA Z3にだいぶ心が奪われています。

するとMVNOの道が無くなってソフトバンクへのMNPとなるんですが、ソフトバンクの場合、XPERIA Z3の発売予定が11月下旬以降なんですよね。11月に今の2年縛りの更新月を迎える私にとってちょっとリスクのある状況なんです。

で、思いついたのが、iPhone5S 一括0円を一回噛ませればいいんじゃないかという事。auからMNPするには最も安い11/1にMNPでソフトバンクiPhone5Sを購入→XPERIA Z3が発売されたら機種変更という流れ。

この方法は結構イレギュラーなので月々割の扱いなど幾つか不明点があります。ソフトバンクCSのお姉さんに長い時間を掛けて色々聞いてみました。


■わかったこと
・テザリングオプション無料2年間は機種変更時に更新される。
・月々割は機種変更をもって旧機種分の適用は終わり、新機種の月々割が始まる。
・スマホBB割は機種変更をしてしまうと適用終了。なので、直ぐに機種変更を予定しているのならば機種変更後にスマホBB割を申請した方がいい。
・ホワイトプラン+パケットし放題フラットからスマ放題+データ定額パックへの変更はテザリングオプション無料期間、月々割、スマホBB割に影響を及ぼさない。(データ定額パック2GBの場合はスマホBB割の割引額は減額にはなります)
・クレジットカード払いの場合、機種変更できるのは転入後1ヶ月+1日後から。銀行引落だと半年くらい必要。
・【追記】一括払いでの購入も要件みたいです。↓ページの6ヶ月未満は一括だと1ヶ月未満に読み替えるとの事。
  新スーパーボーナスにお申込みいただけない期間について(ページ下部)
  「現在ご利用されている機種の利用期間が6ヵ月未満の場合は、原則新スーパーボーナス用販売価格での機種変更はお申し込みいただけません。」
  http://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/tsukidukiwari/
・【追記】iPhone5Sの一括0円はソフトバンクの一括購入割引が前提のため、半年以内の解約/料金プラン変更に約2万円もの違約金が発生します。途中機種変で違約金が発生しないことは確認済み。
 一括購入割引/分割購入割引
 https://online-shop.mb.softbank.jp/ols/html/memo/pc/purchase_discount.html


以上を踏まえると、最短は11月1日にMNPでソフトバンク iPhone5S一括0円を購入→12月2日にXPERIA Z3へ機種変更となります。この前提で例の料金表を作ってみます。ソフトバンクの場合機種変更時に2年縛りが更新されるので当初1ヶ月目の日割り分は無視してます

11/1~12/2(iPhone5S)12/2~(XPERIA Z3)
本体代金0円69,120円
契約手数料3,000円2,000円
MNP手数料2,000円-
基本934円(ホワイトプラン)21,482円(ホワイトプラン)
ISP300円(S!ベーシックパック)6,900円(S!ベーシックパック)
データ定額5,700円(データし放題フラット)131,100円(データし放題フラット)
購入補助--28,444円(月々割)
下取り-30,000円-40,000円
特別割引1--33,840円(スマホBB割)
-18,066円128,318円
総計-110,252円
備考1テザリング2年間無料テザリングは2年間無料
備考2下取りは買取専門業者下取りは買取専門業者


リスク要因は
・11月もiPhone5 一括0円案件があるかどうかわからない。短期間で機種変更した場合、一括0円が適用にならないかもしれない。(←【追記】店舗次第。31日後からOKのお店もあった)
・12月に機種変更した場合ホワイトプランを継続契約できるが、月々割の適用条件からホワイトプランが外れる可能性がある。
・下取り価格が下がっているかもしれない。


iPhone6へそのままMNPするのとほとんど変わりません。妻が同時にiPhone6へMNPすることでキャッシュバックが増額されることを想定するとMVNOよりは3-4万円くらい安くなりそうです。

素直にXPERIA Z3へMNPしてもほとんど値段が変わらないんですけどね。この辺はタイミングの問題なので仕方ありません。現状ではこの方針で行くつもりです。


【追記】
ホワイトプランやスマ放題の通話定額分など通話にかかる料金は日割り計算するのに対し、パケットし放題やデータ定額パックなどデータ通信にかかる部分は定額徴収するとのこと。この辺はdocomoやauも同じなんですが、この2社が料金請求を月末締めに統一しているのに対し、ソフトバンクは10日・20日・月末締めの3パターンが存在し、締め日はユーザーが選ぶことはできない。どうも契約日に一番早くに来る締め日が選ばれるような口ぶりでした。(【更に追記】個人契約の場合、今は20日締めに統一されていると複数の販売店の方から伺いました。カスタマーサポートさんや…)

つまり、docomo・auユーザーは月初に契約すればデータ通信の定額料金分を満喫できるのに対し、ソフトバンクユーザーは多くても10日程度で一月分の定額料金が徴収されてしまうと…。ソフトバンクはちょっとせこいですね。(【更に追記】20日締めとわかっていれば自衛手段はありますね)

ちなみに、他の家族が既にソフトバンクユーザーでホワイト家族24などの家族割引が適用される場合は、その家族の締め日に揃えられるとのことです。今回、私には関係ないんですけどね。

2014年10月20日月曜日

DATA08Wというデータ端末を持っていてですね…

そういえばauのデータ端末のDATA08Wという端末を持っています。3円運用してたのですっかり忘れてました。

この端末も11月が更新月なので、購入時の予定通り11月1日に解約して終了の予定でした。ヤフオクで3000~4000円で売れるみたいなので流すつもりです。

それで終わりの予定だったんですけど、最近別のところでauの場合はデータ端末でもMNPできる方法があると知りました。

単純にMNPしようとすると、「あんさんデータ端末ではMNP出来ませんぜ」と言われて終わりなんですが、データ端末を機種変更でスマホなりの電話端末に変更してからならMNPできるみたいです。念のためauのサポセンにも聞きましたが、できるとの回答をいただきました。

 今持ってるiPhone5をMNP→空いたiPhone5を使って持ち込み機種変→更にMNP→(゚д゚)ウマー

なんて事ができちゃいます。できちゃうんですが、MNPで美味しい寝かせ案件って最早絶滅危惧種…。現在はソフトバンク iPhone5Sの一括0円案件は幾らでも見つかりますが、スマ放題5Gやホワイトプラン+データし放題フラットが条件となっていて、月々の固定費であっという間に赤字転落しそうです。そういう事を専門にしてるブログによると、1万円台程度の黒字は出る場合もあるみたいですけど。。。

もう一歩進んで、ソフトバンクのこのキャンペーン↓なんですけど、


タダで機種変更キャンペーン
http://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/tada-kisyuhen/


ソフトバンクiPhone5にMNP→このキャンペーンでiPhone6へ機種変→(゚д゚)ウマー、的な淡い考えを持ってたのですが、こちらも☓。ソフトバンクのサポセンによるとソフトバンクに転入してから機種変更できるまでの期間は、クレカ払いで一ヶ月程度、銀行振込なら半年程度掛かるとのこと。

以前使っていたiPhone4があるので、これを打ち込んでやろうかとも思ってたんですけど、今や旨い話はないのかもしれませんね。


【追記】
auのサポセンの質がちょっと酷い気がします。先日は機種変更時におけるテザリングオプションとスマートバリューの適用に関する誤案内がありましたが、今回は当方に送られてきた「話題のスマホ」向けクーポンの対象機種について誤案内がありました。こちらの契約状況を確認しておいてそれかよという思いです。同内容を何回も確認しなければならないんですかね。ソフトバンクに対する苦情もツイッター等でよく見かけますが、auよりオプションやキャンペーンが複雑な分だけ納得できてしまいます。3キャリアのプランは複雑過ぎるので、もっとシンプルな方が会社も利用者も両方ハッピーだと思います。

2014年10月15日水曜日

iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(10月15日時点)

※スマホBB割の割引額及びSB 5Sののりかえ割適用不可を誤っていましたので訂正しました(10/20)
※iPhone5S 一括0円の条件を詰めましたので更新しました。(10/24)

NURO光の回線工事が半分終わり、これで11月より光回線がNURO光になることがほぼ確定しました。これにより携帯キャリアにSoftbankを選択した際にスマホBB割が適用となりますので、料金計算を更新するとします。


これまでの流れはこちら↓

iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月17日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6-2auiphone5sbauiphone.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月22日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp922.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月24日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp924.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月29日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp929.html
どこのMVNOがいいの?
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/10/mvno.html


ところでNURO光の工事は2日に跨るんですね。フレッツ光やauひかりはどちらも1日で終わったので、お忙しい方にはネガティブかもしれませんね。要立会ですので。

開通工事の流れ
http://www.so-net.ne.jp/access/catalog/hikari/nuro_hikari/flow_const.html


audocomoSBSB 5SMVNO
iPhone 679,000円80,400円77,112円-79,800円
iPhone 5S---0円-
契約手数料2,000円3,000円3,000円3,000円3,000円
MNP手数料-2,000円2,000円2,000円2,000円
基本64,800円(電話カケ放題+誰でも割)64,800円(カケホーダイ)64,800円(スマ放題)64,800円(スマ放題)38,400円
ISP7,200円(LTE NET)7,200円(spモード)7,200円(S!ベーシックパック)7,200円(S!ベーシックパック)-
データ定額84,000円(2GB)84,000円(2GB)84,000円(2GB)93,000円(当初6ヶ月5GB→2GB)-(2GB 基本料金に込み)
購入補助-53,555円(毎月割)-68,400円(月々サポート)-65,112円(月々割)-22,000円(月々割)-
下取り-34,000円-35,000円-35,000円-30,000円-30,000円
特別割引1-15,000円(クーポン)--10,000円(のりかえ割)-25,260円(スマホBB割)-
特別割引2-10,000円(auポイント)--22,400円(スマホBB割)-10,000円(キャッシュバック)-
iPhone 6 計124,445円138,000円105,600円-93,200円
iPhone 5S 計---82,740円-
備考1テザリング2年間無料テザリング無料テザリングは2年間無料テザリングは2年間無料IIJmio BIC CAMERA SIM
備考22015年11月までデータ+1GB下取りはビックカメラ下取りはビックカメラ下取りは買取専門業者下取りは買取専門業者
備考3データギフト対応当初6ヶ月はデータ定額5GBが条件SIMフリー

※税込み・税別が混在していたのを税別に統一しました。
※違約金や下取り増額キャンペーンを考慮し、au継続の場合は10月中の機種変更を、その他の場合は11月中のMNPを前提にしています。
※データ定額プランは2GBに統一しました。たった2GBではなんとなく不安でしたが、これまでの実績からするとまず大丈夫でしょ。横比較しやすいですし。
※iPhone6plusは大きすぎると言う事で検討対象外へ。
※ソフトバンクのスマホBB割と家族オトク割は併用できません。


表ではMNPによるショップ独自のキャッシュバックを考慮してません。docomoですと15,000円、ソフトバンクですと2台で60,000円というプランが出ています。これはソフトバンクになるのでしょうね。

キャッシュバックの場合、データ定額プラン2GBではダメですが、当初一ヶ月だけ10GBを選択すれば良いみたいですので、実質キャッシュバックは一台当たり24,000円です。

更に安いと見られていたソフトバンクのiPhone 5Sですが、どうも64GBの在庫が無さそうでして。追加ストレージの利用できないiPhoneで32GBはちょっと…、というわけでこれも対象から外れそうです。

一方で、ここに来て気になっているのがXperia Z3。ただし、iPhone6より高くなっちゃうんですよねぇ。今のところのりかえ割対象外でして、総額106,040円也。ショップ独自のキャッシュバックプランが出てくるのかどうかも不明。更に、発売予定日が11月下旬でして、11月中にMNPしなければならない私にとってこれも不確定要因。

グローバルモデル手に入れてSIMフリー使えばいいのでは?という話もありますが、残念ながら一部未対応バンドがあってちょっと不便っぽいんです。


Xperia Z3 SIMフリー版は対応バンドから日本では使いづらいかも
http://pontagame.more-interest.net/archives/6716/



一応、EXPANSYSでXperia Z3が76,000円、Z3コンパクトが61,800円です。どちらも内部ストレージが16GBで日本仕様の32GBより少なくなっていることに注意。サイズ的にはZ3コンパクトの方が良さそうなんですが、発売予定キャリアはdocomoのみ。

Androidで一からアプリを揃えなければならないこともあって、総合的にはiPhone6の方がいいのかな、とか考えたりして。もう少し様子見して料金詳細が出揃うのを待ちたいと思います。

2014年10月14日火曜日

北京へ行ってきた話

先週、北京及びその周辺へ行ってきました。以下に、いくつか雑感。

① WIFIルーター
マーケットがこんな感じなので移動中も料金を気にせずマーケットチェックができるように今回はWIFIルーターを借りて出国しました。
借り先はGLOBAL WIFI(http://townwifi.com/)。WIFI業者は幾つかあるんですけど、決め手はここだけがデータ量大容量プラン(500MB/日)を用意していたことですね。他はだいたい3日で300MB程度通信すると規制が掛かってしまいます。ここは中国の場合3G通信のみで、他に4G通信ができる業者もあったんですけど、容量優先ということで。私自身がJCBカードホルダーなので、こちらのページ(http://jcbglobalwifi.jp/)から申し込むと色々割引になるのも大きかったです。1日辺りに直すとだいたい700円ちょっと。
今回の機種はHUAWEI E586でした。むむ、なんだか古めかしいぞ。で、通信品質の方はというと、、、あまり良くないですねぇ。中国の通信網整備が世界最強クラスの日本に比べればイマイチな点もあるかと思いますが、手持ちのiPhone5でしっかり電波を掴んでいる所でWIFIルーターは掴めてなかったことが多々あったので、これは機体の問題なんだと思います。更にこの機種は電池保ちがすこぶる悪い。公称連続通信5時間可能なんですが、実際は1時間半程度でダウン。そんなんで1週間の通信量トータルで500MB届かず。大容量にした意味なしナシ。

② トレード環境
北京市内とその近隣の河北省廊坊市の2ヶ所で固定インターネット回線をお借りしてトレードしました。
スピードテスト(https://flets.com/speedtest/)では3Mbps@北京市、4Mbps@廊坊市です。ちなみに東京の我が家では99Mbps出てます。中国嫁日記でも書かれてましたがやはり中国のネット回線はこんなもんみたいですね。
HYPER SBI、KABUステーション、ネットストック・ハイスピードのいずれも問題なく取引出来ました。ただし、寄り直後の負荷のかかった状態では試してません。
問題はTwitter閲覧等が不安定な事。これはかの有名な中国の金盾のせいで中国外のサイト閲覧が規制されているせいです。VPNを通せば見ることはできるんですけど、途中でVPN接続が切れちゃうんですよねぇ。今回は無料VPNのみを利用しましたが、有料VPNならしっかり見続けられるのかもしれません。

③ PM2.5
着いた当初はあまり気にしてなかったんですけど、週央から一気に空気が汚くなるのを感じました。これはいわゆるPM2.5なんですが、あまり気にせず外出していたら喉や耳が痛くなってきたのでマスク様にお護りいただく感じで。症状は花粉と似てますね。
PM2.5のせいで日中から靄が掛かっていました。夜になると外灯がボウっと光っていたりしてちょっと幻想的な雰囲気です。体に悪いダメ靄なんですけど。クルマに乗ってるとライトを点けても大して先まで見通せません。そんなんだから道路脇には「この辺りは靄がよく出るので注意」的な看板が立てかけられてます。PM2.5ですなんて書けないだろうなと思ってモヤモヤ。

④ 交通渋滞
主に北京市内の話ですけど、渋滞がだいぶ和らいでいると感じました。初めて訪れた数年前とは雲泥の差です。交通網整備が進んだのかもしれません。あと、各ドライバーの運転スキルとマナーも全般的に上昇しているのでしょう。昔の渋滞は空いたスペースに鼻先を突っ込んだもん勝ちのチキンレースだったんですけど、今は一応車線を守ってやってました。

⑤ ベビーカーへの対応
空気が悪かったのでショッピングモール内での話です。東京では60歳位かそれより上の世代の方はベビーカーの中を覗いてきて話しかけてきますが、北京ではもう少しゾーンが広く40歳位からそれ以上の世代が同様の動きを見せます。そのモールではおむつ交換用のベビーベッドが女性側にしかありませんでした。10-20年前までの日本みたいですね。
ベビーカーといえば、我が家のベビーカーは以前触れたとおり(http://v-masuo.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html)ちょっと特殊なんですが、今回の北京行きの飛行機に積むことができませんでした。バッテリーの種類・電圧・電流がわからないと乗せられないみたいです。LAST CALLになってから搭乗カウンターに行って初めて言われました。係員の方々もギリギリまで一生懸命調べて下さいましたが時間切れ、というか、大幅に出発時刻が遅れました。当日の北京便が遅くなったのはそのせいです。搭乗されていた方々にはご迷惑をお掛けしました。

2014年10月1日水曜日

どこのMVNOがいいの?

これまで行ってきた我が家の通信環境見直しも大詰めを迎えつつあります。

これまでの流れはこちら↓

iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月17日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6-2auiphone5sbauiphone.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月22日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp922.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月24日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp924.html
iPhone6への機種変/MNPと光回線変更を検討した話(9月29日時点)
http://v-masuo.blogspot.jp/2014/09/iphone6mnp929.html


auのデータ通信料金の勘違いがわかった結果、11月以降の携帯はSBかMVNOへMNPする事にほぼ絞られました。

その結果、光回線はauひかりを継続するインセンティブが無くなりましたので、早速NURO光に申し込みました。2年総額としてはフレッツ光の方が安いのですが、
 ①NURO光の方が理論最大速度が速い(2Gbps!)
 ②NURO光の方が月額料金が安い(2年後に再度光回線変更する可能性が低くなる)
 ③SBのスマホBB割を使う可能性がある
の3点の理由からNURO光を選択しました。加えて、現在使っているauひかりのISPがNURO光と同じSo-netですので、会員情報が引き継げる等の多少の手間は省けます。

残すは携帯電話回線です。SBかMVNOかは11月頃のMNP市場次第ですが、そもそもMVNO提供会社間の違いをしっかりと比較してませんでしたので、今日はMVNO提供会社の比較をしてみます。

当方の条件は、以下のとおり。
 ・夫婦2台分なので、家族間シェアはプラス材料
 ・月間の通信量は直近2ヶ月で一人あたり約500MB/月。
 ・2GBのプランだとなんとなく不安。データ量を追加購入でカバーできるなら可。

特に通信量に関しては、MVNOは家族間通話無料がなく、今後はIP電話を利用することになると思いますのでこれまでよりデータ利用量が増えると思われます。それでも1GBあれば余裕な気がしますが、念のため2GBをベースに比較することにします。

ちなみに、IP通話の通信量目安は以下を参考にしました。


「格安SIMカード」は仕事に使えるか? 第4回:通話不可の格安SIM、それなら無料通話アプリだ――050 plus、SMARTalk、LINEをチェック
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1312/25/news031.html


データ量初期費用月額料金3日間制限量テザリング備考
b-mobile2GB3,000円1,900円1GB端末によっては可高速1GB+1年継続オプション
b-mobile1GB3,000円1,560円1GB端末によっては可1年継続オプション、追加100MB300円、500MB1,200円
IIJmio2GB3,000円1,600円366MB(200kbps時の合計)端末によっては可ミニマムスタートプラン、1年未満での解除料発生、追加100MB300円、500MB1,500円
hi-ho1GB3,000円1,533円366MB(200kbps時の合計)端末によっては可ミニマムスタート1年パックを月割り
U-mobile3GB3,000円1,980円366MB端末によっては可?6ヶ月未満解約で解約金発生
U-mobile1GB3,000円1,580円366MB?端末によっては可?6ヶ月未満解約で解約金発生、追加100MB300円、500MB500円、1GB800円
BIGLOBE2GB3,000円2,405円360MB端末によっては可?1年未満解約で解約金発生
BIGLOBE1GB3,000円1,800円120MB端末によっては可?追加100MB300円、1年未満解約で解約金発生
So-net1.5GB3,000円1,890円360MB端末によっては可1年未満解約で解約金発生、追加100MB500円、500MB2,100円
mineo2GB3,000円2,190円500MB端末によっては可追加100MB150円、1年未満解約で解約金発生
mineo1GB3,000円1,590円500MB端末によっては可追加100MB150円、1年未満解約で解約金発生

【MVNO別備考】
■b-mobile
  回線速度はdocomoに準拠?非高速時は200kbps
  LTE:2100MHz/1500MHz/800MHz(1700MHzは?)
  W-CDMA/HSDPA/HSUPA:2100MHz/800MHz 
    MNPの場合は手続き済みSIMカードが届くまで利用できない

■IIJ mio
  下り最大150Mbps、上り最大50Mbps、非高速時200kbps
  未利用データ量は翌月まで繰越し可
  ファミリーシェアプランは複数回線のMNPに対応してないので検討しない
  BIC CAMERAでも同サービスあり。初期費用にBICポイントが付与される上、WI2 WIFI利用可。
    BIC CAMERAでは即日MNP対応可。

■hi-ho
  下り最大150Mbps、上り最大50Mbps、非高速時200kbps
  未利用データ量は翌月まで繰越し可
  MNP転入手続きに6-10日必要

■U-mobile
  下り最大150Mbps、上り最大50Mbps、非高速時128kbps
  2GBプランが無いため3GBプランで検討
  公式HPに3日間データ制限量の明示は無いが3GBプランの場合366MBとの口コミあり、1GBプランの場合は不明
  MNPの場合は手続き済みSIMカードが届くまで利用できない

■BIGLOBE
  下り最大150Mbps、上り最大50Mbps、非高速時200kbps
  BIGLOBEの公衆WIFI利用可
  マカフィー・モバイルセキュリティ for BIGLOBEが最大1年間無料(Androidのみ)
  MNPの場合は手続き済みSIMカードが届くまで利用できない

■So-net
  下り最大150Mbps、上り最大50Mbps、非高速時速度非公開
  楽天電話無料通話1時間分
  カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティを無料
    MNPの場合は手続き済みSIMカードが届くまで利用できない

■mineo 下り最大150Mbps、上り最大25Mbps、非高速時200kbps
  唯一のau回線利用のMVNO
  未利用データ量は翌月まで繰越し可
  繰越分の同一住所利用者間パケットシェア機能あり
  データ通信はLTEエリアのみ。3G不可。
  現状でiOS8での利用不可
  MNP転入手続きに1週間程度必要




mineoですとファミリーシェアプランのあるので1GBのプラン選んでおけばいいし、仮に追加データが必要となってもお安めです。キャリアアグリゲーション対応も嬉しいですね。難点はiOS8に未対応であることと、MNP時に利用開始まで時間が掛かる点です。

では、MNP即日対応可能で見るとIIJmioのBIC CAMERA SIMでしょうか。翌月繰越し可能で、かつ、最低データ量のプランがこの10月から2GBに増量されましたし。3日間制限量の366MBもあくまで非高速通信時の累計ですからあまり関係がありません。iPhone6が動作確認済み(テザリングも可)なのもプラス材料です。

月額料金だけ見れば、一番安いのはhi-hoの1GB1年パックです。ここの裏はIIJmioなので、いずれ同金額で2GBに増量する気がします。ただ、1年パックにしてしまうと身動き取りづらいし、そこまで割安になってないので、さほどここを選ぶ理由は無いですね。


以上検討の結果、IIJmioのBIC CAMERA SIMになりそうです。SIMフリーiPhone6 64GB前提で97,200円。10万円切り達成です。

さあ、後はSBのMNPプラン次第。docomoが3月末並みにはっちゃけるのもちょっとだけ期待してます。


参考までにMVNOの仕組みを解説しているページ。例えばdocomo回線を利用しているMVNOでもdocomoユーザーと同レベルで利用できるというわけではないんですね。これは注意。

GEEKなページ 「IIJ 月額945円、SIMのみの契約可能なLTE接続サービスを発表」
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/2/15/1