2015年6月11日木曜日

エアコンをDIYで掃除しました

エアコンを掃除しました。

冬の間は床暖房を利用するのでエアコンはほぼお休み状態なのですが、たまーに動かすことがあって、そんな時にルーバーの辺りをふと見てみると黒い斑点がビッシリ!エアコンの真下に加湿器をセットしてたせい?

一歳の息子も居るし、夏がくる前に掃除しようと心には誓っていたのですが、いかんせんいつやるのかまでは誓ってなかったのでだらだらと時が流れに身を任せていたら、あっという間にクーラーの季節がやってきてしまいました。

恐る恐る冷房で運転してみると、風は臭いは鼻水は出るわくしゃみは出るわ。先生、犯人は間違いなくコイツです。

どうせやるなら徹底的に掃除しよう、でもそんな知識を自分は持ちあわせていないぞ、そうだエアコン掃除専門業者にお願いしようと思い立ったのが5月の下旬。

インターネットで業者を探して施工内容やら値段やらを見てましたが、いざ見積りと予約をしてみよう、という件の所で気が付きました。予約がビッシリ埋まっています。早く予約の取れる業者で6月中旬の平日1枠のみ、7月下旬まで埋まっているところもあります。こんなにエアコン掃除に需要があったとは。

ちなみにお値段の方は、取り外して持ち帰り掃除で3万円前後、壁掛けのまま掃除するので2万円前後です。フィルター自動掃除機能付きなので少しお高めのようです。

どちらにせよそんなに待てないので自力でやってTRY!してみることにしました。ググると結構皆さんご自分で分解掃除をしてるので、心強い限りです。

掃除対象はダイキンの2010年製S71LTRXV-W(リビングに設置)とS40LTRXV-W(寝室に設置)の2台。うるるとさららの住設モデルです。量販店モデルと性能は変わらないはずで、こっちの方がちょっと安かったのです。

作業開始。外せる所まで外します。

外側カバーを外しーの


フィルター自動掃除装置を外しーの


私の技能ではここまで。がんばってシロッコファンまで外してキッチリ洗いたかったのですが、加湿ホースが隙間なくハマってて外すのが大変そうだったので潔くやめときました。

熱交換フィンはフィンを折り曲げないように気を遣いながら、掃除機のブラシ付き先端を使って乾いた埃を吸い取り、少しこびりついたものは厚手のウェットティッシュを使って拭き取りました。

本当はここで高圧洗浄機を使って更にフィンの奥まで攻めたかったところでしたが、いくら養生した所で配線・基盤を濡らしてしまう恐れがあったのでこれも見送り。臭いが取れなかったらエアコン洗浄スプレーを使ってみてもいいかもしれません。これの利用には賛否があるようですが。

次にルーバー側を厚手のウェットティッシュで行けるとこまで拭き取ります。シロッコファンの網目の奥まで綿棒でキッチリ掃除するようなことまではしませんでしたが、ラジオペンチでウェットティッシュをつまんで、ルーバーの奥やシロッコファンなど、指の入らない奥のほうまで拭いてみました。いやー汚かった。

次にフィルター。

寝室側は埃だけだったので掃除機に吸わせるだけにしときましたが、リビング側は油のようなものでペタペタしてました。焼き肉の影響でしょうか。

さらにそのペタペタ部分に黒い斑点ができている所もあったりして…

光触媒空清フィルター・銀除菌・アレル除去フィルター・吸気フィルターは説明書に則り掃除機で吸った後に水につけ置き。

油ベトベトのエアフィルターは、プラスチック部分を外してフィルターだけに油汚れマジックリンを噴射して放置。茶色ーい汚れが浮き出てました。10分位放置後に水で念入りにすすぐと、なんということでしょう、新品のように綺麗になったではありませんか。
※この方法を真似してフィルターに不具合が出ても当方は関知しません。自己責任で。

掃除が終わったので外したものを逆の手順で組み戻して試運転。これは素晴らしい。見事に臭いが取れてます。

掛かった時間は、油汚れの無い寝室側は2時間くらい、外す手順はわかったものの油汚れのあったリビング側は2時間半くらいでした。使用したウェットティッシュは60枚位。

価格コムの掲示板や2chを見るとダイキンのエアコンは外側カバーを外しやすい方だそうです。それでも素人だとここまで時間が掛かってしまうのですね。

次回はシーズンオフにお持ち帰り清掃を依頼することにします。…本当にするかな?