2015年7月7日火曜日

自転車にもリコールってあるんですね

我が家には電動アシスト自転車が2台あります。

今でこそ電動アシスト自転車に乗っている方が珍しくないどころかむしろ多数派かもしれませんが、私が初めて買った2007年頃はまだまだ少数派であったような気がします。

ちなみに、もう1台は2011年に購入したもの。通販でポチって、届くまでの間に東日本大震災が発生した奇跡の1台。大震災翌日にちゃんと届けられました。ガソリンが手に入りにくくなってクルマが使えなくなってもなんとかなるさと少しだけ気を楽にさせてくれたものです。

話を戻して2007年型の方ですが、購入以降大してメンテもしてないし、バッテリー保ちも著しく悪くなってきたしと言う事で、大幅にメンテしてみたのがもう半年以上前のこと。

せっかくメンテするんだからDIYでやってみよう、どうせパーツ交換するならちょっといいものに変えよう、わからないことはグーグル先生に質問だ!と色々調べていたら見つけました、自転車にもリコールってあるんですね。

メーカーサイトに「リコール対象車検索」なんてものがあって、ちょいちょいと自分の自転車番号を打ち込んでみたらまさかのリコール対象車!


あー、鍵の不具合ですか。鍵を掛ける時にいつも引っ掛かりが発生してるのはこのせいでしたかー。

今更リコール修理するのがためらわれるような古い自転車ですが命に危険を及ぼす可能性があるのであれば看過できません。リコール対象車と判明して半年以上経ってから早速電話しましたよ。

お客様相談室に電話→お住まいの地区の営業担当から電話→リコール修理してくれる自転車店を手配、という普通の流れになるのですが、私の住居のまわりにヤマハ PASの代理店が無いらしく出張修理を手配するとのこと。

で、実際に来てくれたのが営業担当から伝えられていた修理店とは違うお店。混乱するからお店を変更するならちゃんと連絡して下さい、ヤマハさん。

お客様相談室に電話してから10日程度でリコール修理完了となりました。とりあえず一安心です。

余談ですが、鍵を掛ける時の引っ掛かりは単なる注油不足とのこと。疑ってスイマセンスイマセン。


2015年7月2日木曜日

健康保険と年金の話

以前書いたような気がしますが私は不動産投資+有価証券売買で法人成りしています。

法人成りする必要があるほど儲かってるわけではありませんが、将来の大儲け期待をはじめとして諸々考えると法人でやっておいた方が良かろうと言う事で法人成りし、既に1年以上が過ぎました。

夫婦二人の役員だけの会社なので給与といえば役員報酬だけ。その他に個人名義の区分所有不動産からの収入があります。ちゃんと黒字化できるかわからない、期中の役員報酬額の変更は避けたかった、国民健康保険と国民年金支払額が安い、といった辺りの理由から役員報酬無しでスタートしました。こっちの方がその分事務作業も減るので楽。

法人で購入した1棟物も、築古ながらも空室が出る度にDIYで整備して募集開始するとすぐに申込みが入るので、安定的に収入を得られる目処が立ちました。有価証券売買の方はほとんどレバレッジを掛けてないので大ヤラレするリスクも小さめです。

一方で法人成りしたデメリットとして、個人名義の区分所有と経費が被るので、その分区分所有からの所得が出てしまいます。この7月以降の国民健康保険料と国民年金支払額が大幅に増加する事となってしまいました。

国民年金支払額は普通は固定額ですが、これまでは一部免除であったものが無くなるので支払額増加となるわけです。官製詐欺と認識している国民年金はなるべく払いたくないので免除申請できるほど所得を減らすという苦肉の策でしたが、残念ながらそれが通用しなくなってしまいました。支払わないという究極の選択もありますが財産差し押さえとかうるさくなって来たようなので止めておきます。

今は、将来のささやかな年金ともしもの時の障害者年金への保険料として半ば無理やりに納得してます。

ちなみに、区分所有不動産を売却したり法人へ譲渡したりする予定はありません。この辺は色々あるのです。

それらの結果、国民健康保険+国民年金が割安とは言えなくなってしまったので、会社から役員報酬を支払うことで協会けんぽ+厚生年金に加入した場合を試算し、比較する必要が出てきたのでした。

さて、国民健康保険料と国民年金保険料の計算は以下のとおりです。

■国民健康保険料(東京都港区の場合)
http://www.city.minato.tokyo.jp/shikaku/kurashi/hoken/kenkohoken/hokenryo.html
世帯単位の計算で①基礎分+②後期高齢者医療分(40歳未満なので③介護分はなし)

①基礎分
所得割額(被保険者全員の賦課基準額×6.45%)+均等割額(被保険者数×33,900円)
最高限度額は52万円

②後期高齢者医療分
所得割額(被保険者全員の賦課基準額×1.98%)+均等割額(被保険者数×10,800円)
最高限度額は17万円

仮に賦課基準額300万円・家族3人とすれば世帯あたり月額32,250円、年額387,000円。

■国民年金保険料
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3763
被保険者一人あたり一ヶ月あたり15,590円。

被保険者二人で年額187,080円。


一方で、協会けんぽ+厚生年金の保険料額は以下の表から計算されます。

■平成27年4月分(5月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/h27/ippan/13tokyo.pdf

役員報酬はこの表の最低金額となる等級1となるように設定しています。期中の役員報酬額変更の場合、その役員報酬は会社経費とならないためです。決算期末を過ぎたら役員報酬を多少増やす予定ではあります。

この場合、被保険者一人あたり一ヶ月辺りで、全国健康保険協会管掌健康保険料 5,783円+
厚生年金保険料 17,125円 + 子ども・子育て拠出金 約100円 = 23,008円。しかも、この約半額は会社経費にできます。

「一人あたり」と書いてますが、扶養家族による支払額の増加はありません。更に、その扶養家族を国民年金3号被保険者とすれば年金支払ゼロで支払ったことになります!

3号被保険者の件は完全に見落としてました。こんなのどう考えても支払額を減らせるじゃないですか。なるほどー。みんなこうやって工夫してるんですかねぇ。

こうすると、家族3人で年額276,096円。

■比較
国保+国民年金 574,080円 vs 協会けんぽ+厚生年金&国民年金3号被保険者 276,096円。差額約30万円なり。これは間違いなく協会けんぽ+厚生年金へ切り替えですね!


国民年金3号被保険者についてはその問題点がよく叫ばれていますし、早晩対象の厳格化や3号制度の廃止などの手が打たれるかもしれません。仮に扶養メリットがなくなったとしてもまだ協会けんぽ+厚生年金の方が支払金額がちょっと少なくて会社経費にできる分お得なので、今後はこの方向でやっていきたいと思います。


※私はFPなどの専門家ではないので色々見落としがあると思います。同様の事を検討されてる方はご自身の責任でどうぞ。